デジタル化は経済、社会、文化といった全分野に急速に影響を及ぼし、新たなビジネスモデルやプラットホームを創り出しています。従来のビジネスパターンや生産方式、そして国際貿易が脅威にさらされ始めている今、日本とドイツは産業経済をリードする競争力を維持し続けるため、デジタル・トランスフォーメーションがもたらす課題と機会に共に取り組んでいかなければなりません。
日本企業やドイツ企業の成功事例は、日独協働が未来のデジタライゼーションを形作る可能性を描き出してくれることでしょう。ドイツ・NRW州、そして州都デュッセルドルフ市は科学、研究、サービス、産業の高レベルな環境を有し、これが同地域の優位性を高め、欧州でも最もダイナミックで革新的な経済地域へと発展させています。
今般のセミナーにはフラウンホーファー応用情報技術研究所が基調講演に登壇する他、ルネサスエレクトロニクスやDMG森精機、化学大手ヘンケル等、各々の分野のリーディング企業が取り組みを紹介します。また、デュッセルドルフ市のデジタルハブおよびスタートアップ企業Cognigy社がサービス・製品についてご紹介しながら、今後の協力の可能性について展望して参りたいと存じます。
日時:2019年9月5日(木) 09:30 – 13:30 (12:30〜ネットワーキング)
会場:イイノホール&カンファレンスセンター Room B(千代田区内幸町2-1-1)
言語: 日英同時通訳 参加費無料
申込締切:8月30日(金)イベントは終了しました。
プログラム ←(Seminarprogramme in English is also available. Pls click)
*講師が許可したプレゼンテーションを公開しています。
09:30 開会の辞
株式会社エヌ・アール・ダブリュージャパン 代表取締役社長 ゲオルグ・ロエル
ご挨拶
NRW州経済・イノベーション・デジタル化・エネルギー省次官 クリストフ・ダンマーマン
デュッセルドルフ市長 トーマス・ガイゼル
オープニング・プレゼンテーション
NRW州 – デジタル・トランスフォーメーションのドイツ中核地 (1.7MB)
NRW.INVEST社アジア・東南アジア・オーストラリア・南米部長 アストリッド・ベッカー
基調講演
AIの新手法- ウェルビーイングと生産品質管理用状況認識
フラウンホーファー応用情報技術研究所 Prof. Dr. ハラルド・マティス
事例紹介
デジハブ“デュッセルドルフ/ラインランド”– デジタル化とオープンイノベーションのパートナー (2.1MB)
デジタル・イノベーションハブ ”デュッセルドルフ/ラインランド” CEO ペーター・ホーニク
自動車産業のグローバル・バリュー (1.9MB)
ルネサスエレクトロニクス(株)オートモーティブソリューション事業本部 車載ビジネスマネジメント統括部 統括部長 赤井 謙二
Henkel’s Digital Transformation
Henkel社 コーポレート・デジタル・グローバル・エクスペリエンス長 小尾 理奈
デジタルスマートファクトリー- 製造業デジタル化の実際と可能性
DMG森精機セールスアンドサービス株式会社 DMG販売統括部 統括部長 ライナー・ファフ
AI メイドイン„デュッセルドルフ” (2.1MB)
Cognigy社 CEO フィリップ・ヘルテヴィーク
ビジネスが躍動する都市 (3.7MB)
デュッセルドルフ市経済振興局 国際ビジネスサービス部 シニア・プロジェクトマネージャー イリーナ・コードン
12:20 Q&A
12:30 ネットワーキング
後援:ドイツ連邦共和国大使館 / 在日ドイツ商工会議所 / 日独産業協会(DJW)/ ドイツ科学・イノベーションフォーラム (DWIH) 東京 /日本貿易振興機構(ジェトロ)