NRW州のエネルギー産業
NRW州はヨーロッパで最も重要なエネルギー地域です。ここにはグローバルに事業展開をしているエネルギー供給会社、エネルギー集約型大企業および発電所建設企業のみならず、エネルギー関連の新技術・サービス・ディベロッパー、供給事業者および受給者(社)が拠点を構えています。30大学内の120施設、また大学以外の独自の研究施設(20箇所)があらゆるエネルギー技術分野に関する教育と研究を進めています。主要テーマはエネルギー効率の向上と再生可能エネルギー利用です。さらにNRW州は太陽や風力など再生可能エネルギー源を利用可能にする技術の開発・検査・市場導入で世界トップです。
エネルギーシフトの成功に向けたプロジェクト
エネルギーの効率的な利用はNRW州のエネルギー研究の中心テーマです。例えば、ミュンスターのヘルムホルツ研究所のプロジェクト「Ionics in Energy Storage」では、生産した電力を如何にして長期的に、大量に、そして出来るだけ省スペースで貯蔵できるかという重要な問題を解決すべく研究に取り組んでいます。その際、バッテリーの主要成分である電解液に焦点を当てています。
またNRW州ではインテリジェントな電力利用の研究も進んでいます。エネルギー供給会社であるRWE社は様々なモデルプロジェクトを実施して、制御可能な知的電力網(スマートグリッド)、メーター(スマートメーター)およびネットワーク家電(スマートホーム)の研究を実施しています。
オンライン・イベント 6/23 Next Health Tech from Germany and Japan
23.05.2022
2022年、とうとう対面でのイベント再開。恒例のStartup Week がデュッセルドルフで6月20日から24日までの5日間の会期で開催される。6月23日(木)にはデュッセルドルフのNRW.Global BusinessおよびJETROデュッセルドルフ事務所主催にて日独のヘルスケア分野のスタートアップが集う。
シンプルな4つのステップでNRW州へ